インターネットすやすや

嘘ときどき現実、見方により法螺話となるでしょう

あなたの本当の人生は

今朝家を出た瞬間に、うそでしょ、もう春なの?と思った。そんなわけない。まだまだ寒くなる。でも水分が多くていつもより軽くてやわらかい空気は完全に春だ。2月の終わりって感じ。梅が咲く寸前。雨が降ったり止んだりする時期。浮足立って叫びたいみたいな布団にもぐって今すぐ寝たいみたいなよくわからない気持ちになる。嫌い。

年が明けて数日経って、ああこうやってまたどろどろと日々が溶けていくんだなと思うとマジで憂鬱になる。今日は昨日の続きで、明日は今日の延長なんでしょう。そろそろサイコロを振ってドキドキルーレットするコマに止まってくれないとどうしたらいいのか困ってしまう。1回休むでも5マス戻るでもいいから。学生の時は強制的に区切りがついてたんだな、思えば。


「あなたの本当の人生は」。
このフレーズがあまりに頭をまわるから買って読み始めた。

本当の自分とか本気でどうでもいいし人がわたしに対して判断してることは全部本当だしむしろ自分の思い込みより他人の評価の方がずっと信頼してるし、人生楽しいことの方が多いし概ね満足してるしだいたいハッピーなのにどうしてこんなにこのワードが頭をまわるのか。力抜けるから困る。

春はまだ来ない。買うか迷ったパンプス、悩みに悩んで次の日行ったら売り切れてた。ずっと眠たいし何もしたくないけど、新しいことに飛びつかないともっとテンションをあげないと干からびて死ぬ、とも思う。どっちつかず。真綿で首をなんとやら。まぁなんでもいい、今年も生き延びなくては。